採用情報

トップメッセージ

誠心誠意を尽くし、
誰からも信頼される企業を目指して

歴史的な円安と言われていますが、もともと$1=¥360の公定レートから始まり一時は$1=¥79台まで記録した円高時代も有り、今の$1=¥150台が安いのか高いのか、その判断は難しいところです。ただ、今のレートならインフレによって物価高となった諸外国の人達には、日本の物価は割安で旅行したい国のトップであってもおかしくない状況となっています。300万人/月を超える訪日客で溢れる日本各地の観光地ですが、本来見て欲しいのは日本の製造業で有り、高精度の安定した製品を生み出す日本の工場は、しっかり現場の人達に管理されて効率的かつ整然としており、他国との違いを実感できます。原材料を輸入に頼る日本はコストでは苦しいところも有りますが、輸出の観点からすれば円安は競争力が増えてまさに追い風(神風)が吹いている現状です。一時は日本から中国、東南アジアを始め世界各地へ製造業が大挙して移動し、国内産業の未来を心配する声が上がりましたが、開発から製造までの一貫した流れを寸断するのは非効率で有り、複雑化したサプライチェーンのリスクを考えると、国内での製造はこれからも決して廃れていくことは無いと考えています。

その日本の製造業を今年で115年間支え続けてきた株式会社テヅカは、仕入先であり作り手で有るメーカー様とその工具の使い手であるユーザー様とを、販売店様を通じてどう繋げていくかが一番の仕事となっています。世の中はインターネットの発達により情報が簡単に取れるようになりましたが、実は信頼できる情報を選択するのは昔よりも難しくなったと感じています。一番信頼できる手段は、作り手であるメーカー様が直に使い手であるユーザー様を訪問し、現場を確認しながら最適使用条件などをアドバイスする事ですが、全ての商売でこれが実現出来る訳では有りません。機械工具流通の一員である株式会社テヅカの社員がメーカー様の専門知識を勉強し、其れを販売店様の営業マンと共有しながら、ユーザー様に正確に伝えていく事が大事な仕事となっています。

時代の変化と共に機械工具は進化を続けており、常に最新の知識を勉強していないと日本の製造業に貢献する事は出来ません。外勤だけでなく内勤業務の仕事もコンピューターの発達により、瞬時に在庫の確認、発注、その後の追跡が出来るようになりましたが、販売商品の流行の変化に追随していく必要が有ります。予想以上に売れた商品の供給不足は、メーカー様も働き方改革で残業、休日出勤が減り、無理の利かない生産体制の為、解消にはある程度の時間が掛かるようになっており、在庫切れをいかに防ぐかも重要になってきました。同じ事の繰り返しでは済まない日常を送る為に、株式会社テヅカは時代を先取りし、人、モノに常に投資を続けてきました。コロナの時代を経て得た新たなITの技術を経営に取り入れながら、機械工具の商売の本質であるFace to Faceを決して忘れることなく、テヅカはそのネットワークの中で人間関係、情報、そして製品知識をリアルとITで有機的に繋げ、新しい時代に相応しいサービスを追求し、提供し続けていこうと思います。皆さんも是非チームテヅカのメンバーになり、一緒にこれからの日本の製造業を支えていきましょう。

2024年5月吉日

代表取締役社長三橋 誠

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